診療案内

「インフォームドコンセント」。

今はもう、一般的な用語になりつつありますが、意訳すると「医者の充分な説明と、患者側の充分な理解による、治療法の選択」と、なります。
「いろいろな情報を踏まえて、最善の方法を、よく相談して見つけましょう」と、言い換えることも出来るでしょう。

「先生にお任せします」は、うちの病院は禁句です。

いくつかの治療方法の説明を受けて、飼い主様がペットちゃん自身にとって最良の方法を考えてあげてください。
「うちの仔のために、この方法で頑張ります」という飼い主様に対して、
私たち獣医師は、「最善の努力」と「精一杯の応援」をしていきます。

診療科目

犬・猫・小動物

一般診療について

当病院では「インフォームドコンセントの徹底」を留意しており、状況の把握、必要な検査、治療方針、今後についての予見等について、飼主さんとの状況説明と相談の結果治療を開始します。
「みんなの納得」が基本なので、「何のことか分からない」がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

予防接種について

昨今では、ペットホテルやドッグラン、トリミングのときなどに「1年以内のワクチン済」であることが求められるようになっています。でも、何がどこまで必要か?よく分からないですよね?
当院では、今自分の家の動物に必要なワクチンを選んでもらえるように、説明をした上で選んでもらえるように、必要なワクチンを用意しています。

ワクチン

病院内でワクチンの説明を行い、お家での必要に応じて選択してもらっています

  • 犬5種混合ワクチン
  • 犬6種混合ワクチン
  • 犬9種混合ワクチン
  • 狂犬病ワクチン
  • 猫3種混合ワクチン
  • 猫5種混合ワクチン
フィラリア予防薬

「飲ませやすさ」により、錠剤タイプ、ジャーキータイプ(チュアブル)滴下タイプ(スポットオン)を選んでもらっています

ノミダニ予防薬

昨今では首輪タイプより、スポットオンの薬が主流になっています。

トピックス

時折、飼い主さんから、「日本にはもう狂犬病がないからいらないよね?」と聞かれます。
確かに、狂犬病の国内の最終発症確認は昭和38年で、50年以上国内発症はありません。
しかし、2006年に海外で感染し国内発症した方が亡くなっています。
 世界的に見れば、狂犬病の発生していない国の方が圧倒的に少ないこと、検疫の目を盗んで侵入してしまう可能性があること、 何よりも、狂犬病の動物に咬まれ発症した、ヒトを含めた動物が100%死んでしまうこと(海外では年間で10万人近いヒトが狂犬病で死んでいます)  動物が好きな人が、安心して動物たちと触れ合える安心な日本のために皆さんの協力をお願いいたします。

予防医療について

ヒトの医療でも「調子が悪くなり始めに来ていれば、もっと軽く済んだのに!」に聞き及びますが動物においても同じです。今は平気でも後に関る可能性があること、今後の健康維持のための作戦を日常の健康診断などで、一緒に考えていきましょう。
健康を維持するのに重要で必要なことは、「己(の体)を知ること」です。

外科手術について

麻酔は「麻酔で寝る」と表現されることで誤解が多いのですが、「痛み」を脳に伝えにくくする処置です。
当然、体の機能に負荷を掛けるリスクが発生します。
手術前の術前検査でリスク把握をして準備。術中の負荷を減らす薬剤の検討。呼吸、体温の安全のための管理機器など、様々な準備をして無事送り返しが出来る様、準備しています。

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